2023.08.032023.07.14

【2023年金賞】しょうがのむしが埼玉県産の生姜で作る、伝統と革新が交差する発酵ジンジャーエールを紹介

見沼 見沼グルメ 埼玉手土産

自然豊かな埼玉県さいたま市から発酵ジンジャーエールの新たな風が吹き始めています。

その名は「しょうがのむし」。

彼らが手掛ける発酵ジンジャーエール「GINGER SHOOT(ジンジャーシュート)」は、「2023年度さいたま推奨土産品」で金賞を獲得するなど注目を集めています。

・しょうがのむしとは?
・発酵ジンジャーエールとは?
・人気メニューは?
・どこで飲めるの?

こうした皆さんの疑問に今回は答えます。

しょうがのむし代表の周東さんの思いが詰まった発酵ジンジャーエールの世界を一緒に覗いてみましょう。

しょうがのむしとは?

「しょうがのむし」は、周東さんが台湾出身の奥様の実家で大量の生姜をもらったことから始まります。自家製の発酵ジンジャーエールを作り、家族や友人たちからその味を絶賛されたそうです。

その後、日本に帰国し普段の生活を送る中で、地元さいたま市の見沼田んぼの休耕地の増加と、この地にかつてあった生姜栽培の歴史と衰退を知る中で、この課題解決を目指し、2019年には発酵ジンジャーエールの醸造所設立の計画を立案し、さいたま市が主催するビジネスプランコンテストで優勝!2020年にしょうがのむしは設立されました。

手作りの醸造所

現在は、埼玉県さいたま市見沼区で古民家を改築した醸造所で、発酵ジンジャーエールの開発と製造に励んでいます。

当初、周東さんが直面したのは、日本にまだ存在しない発酵ジンジャーエールの醸造所を設立するという壮大な挑戦でした。

海外視察がコロナ禍で難しい状況の中、ただレシピ開発するだけでなく、必要な設備や製造工程も自分で一から学び、自らの手で試行錯誤しながら完成へと向けて確実に歩みを進めたのです。

「発酵ジンジャーエール」とは?

「発酵ジンジャーエール」とは、一般的にジンジャービアと呼ばれる飲み物を、アルコールを連想させないために、周東さんが改名したネーミングです。

ジンジャービアとは、一体何でしょうか。

主成分である生姜を発酵させて造る飲み物です。300年前はお酒だったそうですが、現在はノンアルコール飲料として主に欧米で飲まれており、現在のジンジャーエールのルーツになった飲み物です。

発酵による奥行きのある味わいときめ細かな泡が特徴です。

このジンジャービアはイギリスで生まれ、その存在は欧米諸国を中心に広まりました。地域によっては各家庭に伝わる独自のレシピが存在し、現在でも、そのユニークな風味と個性が楽しまれています。

「発酵ジンジャーエール」「ジンジャービア」という言葉を是非覚えていてください。今後、この飲み物がきっと話題になるはずです。

しょうがのむしに注目が集まる3つの理由

本物の発酵ジンジャーエール

周東さんの「発酵ジンジャーエール」に対する情熱は、発酵食品への深い愛情から生まれています。簡単な製造方法を選ぶメーカーも存在しますが、彼は発酵プロセスに妥協をしませんでした。

彼の「発酵によって得られる香味と味わいがこの飲み物をジンジャービアたらしめる」という言葉は、発酵による独特で複雑な風味への追求を象徴しています。

発酵により、液体中の糖などが菌によって分解され、酸や多様な香りが生まれます。素材そのものでは引き出すことのできない味わいが、発酵によって表現されるのです。これが、周東さんが言う「嬉しいサプライズ」です。

この不確実性が、発酵ジンジャーエールの魅力を一層引き立て、その可能性を無限に広げていると言えるのではないでしょうか。

地産地消で地域活性化

「しょうがのむし」の特徴は、100%地元の見沼田んぼで栽培される生姜を使用している点にあります。無農薬または減農薬で育てられたこの生姜が、発酵ジンジャーエールの独特な香りとスパイシーな味わいを生み出します。

また、この生姜の栽培は地元さいたま市の休耕地を減らすことに貢献し、地域経済の活性化にも一役買っています。

注目度急上昇、GINGER SHOOT

「GINGER SHOOT」の名が、次第にその認知度を高めています。2023年度には「さいたま市推奨土産」の金賞を受賞し、その名が一躍脚光を浴びました。テレビ番組やグルメ雑誌「料理王国」などで紹介されるなど、その人気は年々急速に上昇しています。

このままの勢いで、更なる人気拡大が予想されます。

GINGER SHOOT(by しょうがのむし)を飲むべきシチュエーション

しょうがのむしが販売する「GINGER SHOOT」を初体験した人が、「これはお酒?」と驚く程の刺激的な風味が楽しめる発酵ジンジャーエール。その風味は、一口ビールを飲んだときの爽快さを遥かに超えています。

アルコールフリーのパーティー

友人や家族との集まりでは、アルコールは控えめにしたいが何か新鮮な味わいの飲み物が欲しい。そのような時に「GINGER SHOOT」があれば、パーティーは更に盛り上がることでしょう。

冷房が効いたオフィス

発酵ジンジャーエール「GINGER SHOOT」は、名前の通り生姜を使っており、体を内側から温める効果が期待できます。冷房で冷えた体に優しく作用し、テレワーキング中の皆さんにも特におすすめです。

スポーツ観戦

バスケットボールやサッカーの試合を応援する時、ビールが手放せない方も多いでしょう。しかし、子供の試合ではアルコールは避けたい。そんな時こそ、「GINGER SHOOT」の爽やかな味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

普段の晩酌

発酵ジンジャーエールはノンアルコールですが、欧米ではむしろカクテルの割り材としてのポテンシャルの高さが有名です。例えば「GINGER SHOOT」をウォッカや焼酎で割れば、本格的なモスコミュールが、ジンで割れば最高のジンバックが手軽に作れます。

発酵ジンジャーエール「GINGER SHOOT(by しょうがのむし)」の人気メニュー

人気NO.1「ハニービー」

風味豊かな発酵ジンジャーエール「ハニービー」は、幻の蜂蜜「龍眼」の使用が特徴です。龍眼の花から採れる蜂蜜は梅雨前の2週間だけ、その希少性から幻の蜂蜜と呼ばれます。この蜂蜜が生姜、レモン、発酵香と絡み、爽快な飲み心地を提供してくれます。

次世代の主役!「スイートバタフライ」

2023年発売の次世代の主役!「スイートバタフライ」!

3種の白い花をスパイスに用いており、発酵と華やかさが織りなす味わい。隠し味に酒粕をもちいて甘くて爽快な風味を放ちます。

紅茶!?「ノーザン・ダーク・スネイル」

常連客が唸る味!「ノーザン・ダーク・スネイル」
通称「紅茶+カモミール」。上品さと爽やかさを兼ね備えた一本です。美味しさのヒミツは、イギリスの品評会で受賞歴のある中峰剛氏がブレンドした無農薬の狭山紅茶(埼玉県産)のオレンジペコー。その繊細で上品な紅茶に、香り高いカモミールが加わり、ほどよい甘さと滑らかさを引き立てています。

GINGER SHOOT(by しょうがのむし)をどこで味わえる?

発酵ジンジャーエール「GINGER SHOOT(ジンジャーシュート)」を飲みたくなりましたか?

「しょうがのむし」はまだ店舗を持っていません。

そこで、「GINGER SHOOTを飲みたい」と考えるあなたに、GINGER SHOOTを飲む方法をご紹介します。

オンラインショップ

気軽に買ってみたい方。ご自宅やオフィス用にまとまった数を購入したい方には、オンラインショップがおすすめです。

季節限定品を含む全種類が販売されているので、お気に入りの発酵ジンジャーエールがきっと見つかります。

配送を待つ時間も、「しょうがのむし」のこだわりが詰まった一杯を楽しみにする時間として、特別なものとなるでしょう。

オンラインショップはこちら⇒https://gingerbug.thebase.in

GINGER SHOOT(by しょうがのむし)を扱っている埼玉県内の販売店

(ビックカメラ大宮西口そごう店の陳列)

最近、GINGER SHOOT(しょうがのむし)を販売する小売店が増えています。
ここでは、さいたま市、川口市あたりでGINGER SHOOTを販売している店舗をご紹介します。

GINGER SHOOT(by しょうがのむし)の販売店

●大宮駅の近く
「ビックカメラ大宮西口そごう店」
※3階の酒コーナーで絶賛販売中!

「まるまるひがしにほん 東日本連携センター」
※JR大宮駅の東口にあります。

●武蔵浦和駅の近く
「市原酒店」
https://www.ichiharasaketen.co.jp/
埼玉県さいたま市南区別所6丁目20−16

●浦和駅の近く
「マツザキ浦和PARCO店」
※浦和パルコの1階です。

●さいたま新都心駅の近く
「サンストア[ワイン・グロッサリー・雑貨]」
※コクーンシティ2の1階です

●川口市エリア
「川口ハイウェイオアシス」
※どこで販売しているかは確認中

こみや酒店
埼玉県川口市小谷場512-3
http://www.komiyasaketen.co.jp/

GINGER SHOOT(by しょうがのむし)を扱う飲食店

「ホップとリップ」
※与野駅から徒歩4分ほどの場所にあるモロッコ料理のお店です。

(2023年7月時点でのものとなります)

<その他の店舗は最後に紹介しています>

ちょんまげの独特なスタイルの創業者、周東さん

最後に、「しょうがのむし」の魅力を一層引き立てるのが、創業者である周東さんの個性的なスタイルです。和服にちょんまげという出で立ちで出歩く周東さんは、まさに一期一会の存在です。

その姿とともに、彼のこだわりが詰まった「しょうがのむし」の発酵ジンジャーエール「GINGER SHOOT」は、一度飲んだだけであなたを虜にすることでしょう。

埼玉ブランドを掲げ、創業者自身のこだわりと独自性が詰まったこのブランド「GINGER SHOOT」。是非一度味わってみてください。

社名

株式会社しょうがのむし

住所

埼玉県さいたま市見沼区大谷1262-3

HP

https://ginger-bug.com


<おまけ>

GINGER SHOOTを扱う飲食店の一覧

restaurant blanc(大宮)
アルピーノ(さいたま新都心)
esplus design Rugger Mind 大川家具東浦和店内カフェ
酵素のきもち(北浦和)
U.B.P Brewery(浦和)
CraftBeer Bar BRONX(東浦和)
萬店(北浦和) ※生樽での提供あり
カフェ ジャルディーノ(浦和美園)
⽯窯料理の店 fam(浦和美園)
川口ブリュワリー(川口)
Grow Brew House(西川口)

この記事を書いた人いとうゆうすけ

人にフォーカスした取材記事を好みます。
AIに負けないコンテンツは現場にあり、ということで、現場のリアルな姿を文章と画像と動画で伝えていきます。
Instagram@nicegohan

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