2023.10.022023.10.05
日本唯一のストライダー専門店「コドモディーポ」にストライダーの楽しみ方を聞いてきました
ストライダー 川口市 イオンモール川口 遊び
幼児から楽しめるランニングバイクとして人気のストライダー。せっかく買っても子供の反応があまりよくなく乗ってくれない、乗る場所がない…そんな悩みを抱えている人は意外と多いのではないでしょうか(実は私もです。)
そこで今回はストライダージャパンにご紹介いただき、イオンモール川口にある日本で唯一のストライダー専門店「コドモディーポ」にお邪魔し、店長の杉浦さんにストライダーの楽しみ方を聞いてきました!
ストライダーって?種類は何種類?
ストライダーはアメリカの競技用自転車開発スキルを持った専門チームが開発し、2007年に販売を開始したペダルのないランニングバイクです。
足で地面を蹴って進んだり、体重移動で曲がったりするため、小さいころからバランス感覚を養い、体幹を鍛えることが可能。加えて杉浦さんによれば「ストライダーに乗れた、という自信がつくとチャレンジすることに繋がる」のだとか。
そんなストライダーは限定モデルを含めると2023年現在4種類が発売されています。一番人気は「スポーツモデル」で、このほかレース向きの「プロモデル」、エントリーモデルの「クラッシックモデル」、対象年齢が高めの「14X」です。
一番おすすめ!7色展開のスポーツモデル
杉浦さんによれば、圧倒的な人気を誇るのが「スポーツモデル」で、来店者の7割~8割程度がスポーツモデルを選ぶとのこと。ストライダーとしても力を入れているようで、色は7種類用意されています。
スポーツモデルのハンドルバーは13mmと子どもが握りやすいような細さ。足乗せステップもついているので車体に足が乗せやすいのも特徴です。シートは柔らかめで座りやすく、大きくなっても使えるようサドルを高くできる棒「ロングシートポスト」もついています。
一方、こちらのクラシックモデルはハンドルバーが一般的なサイズの22㎜。
フットステップはついておらず、シートはプラスチック製でやや硬めですが、値段が一番安くて手ごろなので、基本要素のみで問題ない、あとからカスタマイズしたい、という人はおすすめです。
軽さ重視のスポーツタイプ「プロモデル」
とにかく軽いストライダーが欲しい、ストライダーの大会に出たい、という人におすすめなのがプロモデル。
スポーツモデルの3kgに対し、プロモデルはフレームをはじめとしたパーツにアルミを使っているため軽く、なんと2.5kg!500gの違いですが持ってみるとかなり軽く感じます。
6色展開と色も豊富で、レース用を想定しているため錆びづらく強度も高くなっています。ストライダーにドはまりしている子がいる場合はこちらがおすすめです。
3歳半以降はペダルもつく「14X」を!
3歳半からストライダーをはじめたい人におすすめなのが「14X」。ペダルを装着して「ペダルバイクモード」にできるので、自転車の練習もできちゃう一挙両得モデルです。
タイヤは他のストライダーの12インチに対し14インチと大きく重さは6.5kg。
杉浦さんによれば、適正身長に合わせることが重要。「長く使いたいから」という大人の都合も理解できますが、大きい車体をコントールするのは難しく、子供が飽きてしまうことも。
ストライダーは子どもの成長度合いに合わせて選ぶのがおすすめですね。
0歳でストライダーデビュー!?「ロッキングストライダー」
お店で見つけてびっくりしたのがこちら!0歳からストライダーに「ロッキングストライダー」です。
0歳でもつかまり立ちができれば木馬のようにまたがって揺らして乗れるという画期的な商品で、早ければ6ヶ月頃から利用できます。
ロッキングベースは取り外し可能なので、大きくなったら普通のストライダー(スポーツモデル)としても乗れます。出産祝いにいかがでしょうか?それにしてももっと早く知りたかった…。
【番外編】スキーでストライダーを楽しめるアタッチメントも
ウインタースポーツもストライダーで。というわけでスキー場にストライダーを持ち込んで遊べるスキーアタッチメントも12インチ・14インチ用共に用意されています。
スキー場によってはアタッチメント付きストライダーを貸し出しているところがあります。
以前我が家で遊びに行った「軽井沢スノーパーク」もそうで、ストライダーに興味を無くしていた息子はガンガン乗りこなし、帰宅後近くの公園でストライダーに乗るようになりました。冬にはおすすめの楽しみ方です。
カスタマイズしやすさも魅力のうち
ストライダーといえばカスタマイズのしやすさが特徴。ボディ部分以外は取り換え可能で、色や形の異なる部品をつけてオリジナルのストライダーを作れちゃうんです!
コドモディーポでもさまざまなカスタマイズ製品を販売中。カラーグリップのような手ごろなものからカラータイヤまでさまざまなものがずらりと並んでいます。杉浦さんによれば、子どもよりも大人がカスタマイズに熱中してしまうのだとか…!
ストライダーに着けたらかわいいだろうな、というセンスのあるベルや鍵などの小物も。
レース用のプロテクターやパンツも用意されています。
ストライダーの持ち運びが大変、そんな人向けのキャリーバックも。
鞄メーカーが作っているだけあってしっかりしています。
実際にストライダーを入れるとこんな感じ。持ち上げてみましたがとっても持ちやすかったです。
ただしこちらは12インチ用のみ。14インチ以上についてはオリジナルの持ち運び用バンドも販売中です。
ヘルメット装着!ルールにしたがって安全に遊ぼう
コドモディーポではヘルメットも販売中!今年4月からすべての自転車利用者にヘルメット着用努力義務が課せられましたが、以前から児童や幼児は努力義務の対象になってきました。
何をしでかすのかわからないのが子ども。バランスを崩して地面に頭を激突、なんてことが起きるかもしれません。
嫌がる子もいるかもしれませんが、ストライダーに乗る際は必ずヘルメットを着けて、安全に遊びましょう♪
杉浦さんによれば、「ヘルメットは靴のようなものだけど靴より融通は利かない」とのこと。
頭の形はひとそれぞれなので一度来店してかぶってみることがおすすめですよ。
ちなみに子供の場合は2年くらいでサイズアウトするのだとか。子どもにあったサイズなのかはしっかりチェックしましょう。
店内でも楽しくストライダーを楽しもう!
コドモディーポ内には10m×5mのサーキットが設置されています。コンパクトながらパンプトラック凹凸が設置されていて、走りがいのあるコースです。
土日祝日は混み合い、以前土曜日にお邪魔したときは、子どもたちが汗だくになりつつ夢中で走っていました。平日午後は穴場とのこと。
利用する際は汗をかくので、飲み物と着替えを持参することがおすすめです。
ちなみに、ストライダーにのるならやっぱり公園!という方には、杉浦さん曰く「ゴリラ公園(川口市大字芝4341)」がおすすめ。
こちらは自転車専用のオフロードコースがあり、月一回日曜日にストライダー優先日が設定されます。
ちょっとしたストライダーのコツとは?
ストライダーを長い間使っていて困ること。それは子供の成長に合わせての高さ変更です。
杉浦さんによれば、「シートの高さは座って少し膝が曲がるくらい。ハンドルは胸より高くならないようにすること」がポイント。
ストライダー公式も「ストライダーはじめてBOOK」を用意しており、服装、ハンドルやシートの調整方法、お手入れの仕方まで分かりやすいイラスト付でまとめられています。
こういった細かい丁寧さがストライダー人気の秘密なのかもしれませんね。
ルールを守ってストライダーを楽しもう!
子どもに大人気のストライダーですが、ペダルバイクモードを除き、公道は走行できません。
ストライダー公式も「交通ルールがきちんと理解できる小学生にあがってから」、ペダルバイクモードにした上で保護者同伴で走るよう呼びかけています。
交通ルールをきちんと理解できない子どもがうっかり車道に飛び出して事故に…なんてことが起きたら一大事!
ルールを守りつつ、ストライダーを楽しみましょう!