2025.06.282025.06.29

【女性歓迎】大宮「肉汁うどん桜」の手打ちうどんが美味しい理由

肉汁うどん 大宮グルメ

うどんといえば香川県? もちろん正解。でも、埼玉だって負けていません。

埼玉にも、コシと魂が宿る“本気のうどん”があります。今回ご紹介するのは、JR大宮駅西口から徒歩4分、ベローチェ横のビル地下1階にオープンした「肉汁うどん桜」。

武蔵野うどん風の力強い麺を、豚肉たっぷりの熱々のつけ汁で味わう“肉汁うどん”の専門店です。その名の通り、桜のように華やかに、そして力強く咲き誇る一軒。

ここから始まるのは、埼玉発、全国展開を見据えた新しい“うどんブランド”の幕開けかもしれません。

うどん好きが作った「肉汁うどん桜」のこだわり

「肉汁うどん桜」は、うどん好きがうどん好きのために立ち上げた、うどんへの愛とこだわりが詰まったお店です。

実は、以前に見沼区で2年間営業しており、食べログでは3.5の高評価!そのころから根強いファンを持っていました。そんなお店が、より立地のよい大宮で生まれ変わったのです。

以前の食べログの評価はこちら

店長の上原さんは埼玉県出身。地元への愛と誇りを胸に、「埼玉発のうどん文化を全国に届けたい」と語ります。目指すのは、「埼玉のうどん」を新たなスタンダードにすること。

そんな店長の一日は、朝6時前の静かな厨房から始まります。

粉をこね、生地を寝かせ、一本一本を丁寧に切りそろえる…日々変わらぬ手作業に向き合う姿は、決して派手ではありませんが、うどんへの誠実な想いと職人としての矜持がにじみ出ています。

うどんの「粉」にも、実はちょっとしたこだわりが。

一般的な武蔵野うどんでは埼玉県産の地粉が主流ですが、「肉汁うどん 桜」で使用するのは、日清製粉の業務用手打ちうどん粉「キントウン(金斗雲)」です。黄色味を帯びた輝く色調ともちもちした粘りが特徴で、うどん用粉の最高峰と言われています。

女性にお勧めの理由

店内の装飾は女性店長が自ら手がけたというだけあって、和モダンでとても可愛らしい雰囲気です。

女性にも肉汁うどんを気軽に楽しんでもらいたい」という店長の想いが、内装の随所に表れており、その心配りもこの店の大きな魅力のひとつです。

ダイエットを意識する女性にとっても、食べ応えのある肉汁うどんは、強い味方。エネルギーをしっかりチャージできるのはもちろん、コシのある太麺をしっかり噛むことで満腹感が得られやすく、「間食したい…」という気持ちも自然と落ち着くかもしれません。

食べることで、食べすぎを防ぐ。肉汁うどんには、そんな意外なメリットもあるんです。

看板メニューは「肉汁うどん」。コシと旨みで勝負!

お店の主役は、なんといっても「肉汁うどん」です。讃岐うどんのようなツルツルとした喉ごしではなく、ここで味わえるのは、噛みごたえのある力強いうどん。

麺は、しっかりとしたコシと小麦の風味が存分に楽しめます。

ちなみに、普通盛りは茹で上がりで約350gと、見た目には十分なボリューム。でも実際に食べてみると、コシのある麺がするすると入って、気づけば完食。「もうちょっと食べたいな」と思わせるちょうどいい量です。食べ盛りの方やがっつり派には、中盛り(650g)や大盛り(950g)もありますよ。

そして、うどんを引き立てる「肉汁」がまた逸品。鰹節と鯖節を贅沢に使った出汁は、コクと深みがあり、スープとしても楽しめるほど。湯割りにすれば、最後の一滴まで飲み干したくなる味わいです。

たっぷり入った豚肉は脂の甘みが印象的で、汁をしっかりまとい、うどんとの相性も抜群。箸が止まりません。

麺を熱々の肉汁につけて食べるスタイルは、関東らしい食べ方。甘みのある豚肉と、鰹節や鯖節の旨みが溶け込んだ肉汁が絡めば、一口ごとにじんわりと深い味わいが広がりました。

うどんメニューは豊富です!

もちろん、主役は「肉汁うどん」ですが、うどんメニューはそれだけではありません。

暑い季節には、夏限定の冷やしメニューも大活躍。大根おろしがさっぱりと効いた「ふっかけうどん」、パンチのある「特製ごまだれ麻辣うどん」、野菜と唐辛子が絶妙な「ピリ辛スパイスうどん」など、夏にうれしい一杯がそろいます。冷たいうどんをキリッと引き締め、食欲が落ちる夏でもつるつるっと食べられるのが魅力です。

さらに、「桜セット(小天丼付き)」や「小天丼+うどん」など、ご飯ものとのセットメニューも見逃せません。特に揚げたての小えび天ぷらは、うどんとの相性も抜群で、満足感のある組み合わせ。

その日の気分に合わせて、さまざまなうどんとごはんの組み合わせが楽しめる…そんな懐の深さも「肉汁うどん桜」の魅力のひとつです。

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地下に広がる“桜”の空間

「肉汁うどん桜」は、大宮駅西口から徒歩3分のビル地下1階。入口にはシンプルな看板が立ち、ガラス扉を入ってすぐ右手の階段を降りると店舗があります。

やや隠れ家的な立地ながら、暖簾をくぐれば…

想像を超えるほど広々とした空間が広がっています。

入口で先に料理を注文するスタイルです。キャッシュレス対応しています。食券を買ったら席に着き、番号が呼ばれるのを待ちましょう。

店内は、壁やディスプレイに桜の花がさりげなくあしらわれ、まるで春風のような優しさに包まれます。

一般的な「昭和のうどん屋」とは一線を画すおしゃれな空間で、女性ひとりでも入りやすいのがうれしいポイント。

カウンター席でサクッと食事を済ませるのもよし。オープンキッチンからは、うどんを茹でる音や湯気が立ちのぼり、料理ができあがるまでの時間も、ちょっとしたライブ感で楽しませてくれます。

テーブル席で仲間や家族でゆっくりと、肉汁うどんの味わいを噛みしめるのもおすすめです。

食事が終わったら奥の返却口へお皿を戻しましょう。

埼玉のうどん文化、ここにあり

埼玉には「武蔵野うどん」という立派な食文化があります。「肉汁うどん桜」は、そんな地元の味を大切にしながら、デザインや味わいに革新を取り入れたモダンなうどん店を目指しています。

大宮に根を張りながらも、全国への花道を歩もうとする「肉汁うどん桜」。一杯のうどんに込められた想いと味を、ぜひ体感してみてください。

Information お店情報

肉汁うどん桜

埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目11−1 B1

048-779-8151

10:00~15:00 17:00~21:00

定休日 日曜日

公式HP

この記事を書いた人いとうゆうすけ

人にフォーカスした取材記事を好みます。
AIに負けないコンテンツは現場にあり、ということで、現場のリアルな姿を文章と画像と動画で伝えていきます。
Instagram@nicegohan

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