2024.02.082023.09.30

「てっぱく」こと鉄道博物館で、鉄道のアレコレを楽しく学ぼう!

鉄道博物館 お出かけ 大宮

「てっぱく」の愛称で知られる「鉄道博物館」。

鉄道が好きな人、もしくはさいたま市近辺に住んでいる人にとっては馴染みの深いお出かけスポットといえるのではないでしょうか。

今回は、そんな鉄道博物館の魅力をたっぷりとお届けします!

鉄道博物館って?

鉄道博物館は、JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、2007年10月にさいたま市大宮にオープンしました。

鉄道にまつわる歴史や文化・お仕事などを、さまざまな角度から勉強できる博物館です。

数多くの展示物や体験型の設備が充実しており、鉄道について楽しみながら学ぶことができます。

車両ステーションでは、大迫力の汽笛を楽しめる!

「車両ステーション」では、全部で36種類の実物車両が展示されています。

蒸気機関車・新幹線・客車・電車など、あらゆる時代に活躍してきた車両がズラリ!

車両ごとに説明のパネルが設置されているので、専門知識がない人でも安心して楽しめます。

15時になると、車両ステーションの中心部にあるC57形蒸気機関車の、転車台回転の実演がはじまります。

大迫力の汽笛を鳴らしながら、大きな車両を乗せた転車台がゆっくりと回ります。

なんとこの汽笛、録音ではなくその場で機関士さんが実演しているのだとか!

10分間の実演中、解説員さんによる車両にまつわる生解説も聞くことができます。

転車台回転の実演は1日1回のみなので、お見逃しなく!

大人気のミニ運転列車を体験!

鉄道博物館には、目で見るだけでなく実際に体を使って学べる体験型の設備もたくさんあります。

今回は、中でも人気の「ミニ運転列車」を体験させていただきました。

可愛らしいミニ列車に乗り込み、1周約300メートルのコースを自分で運転しながら走ります。

実際の列車と同じ設備装置を使用しており、列車同士がぶつからないよう信号保安システムで管理されているとのこと。

運転する列車の種類はランダムです。今回は、常磐線の列車に乗らせていただきました。

運転席の様子がこちらです。

実は、列車はおろか車の運転すらしたことのない筆者。

ちょっぴり緊張しながらのスタートでしたが、係の方が運転方法を優しくレクチャーしてくれました!

運転体験は小学生以上が対象ですが、未就学児のお子さまは親御さんのお膝に乗って参加できます。

ミニ運転列車は、専用アプリで抽選に当たった人またはセブンチケットで事前購入した人のみ体験可能。

ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

455ランチトレインでひと休み

エントランスホールからすぐの「455ランチトレイン」では、列車の中で食事ができます。

ランチトレインの向かいにある駅弁屋さんでアイスを購入し、ひと休みさせていただきました。

列車の中でくつろいでいると、まるで遠くに旅行に出かけているかのようなワクワク気分を味わえます。

展示の見学中や体験中だけでなく、休憩している時間も鉄道の世界にどっぷりと浸れるのは、鉄道博物館ならではの魅力ですね。

仕事ステーションでは、鉄道にまつわる仕事について学べる

続いて、1階「仕事ステーション」へ。

現在の鉄道をテーマに、鉄道を支えるさまざまなお仕事について学べるエリアです。

運転士や車掌だけでなく、列車の運行を支える指令員や車両の設計・線路の保守・発電所……といったように、鉄道にまつわる仕事を複合的に学べます。

私たちが毎日のように乗っている電車は、あらゆるプロの技のかけ合わせによって運行されているのだと、改めて気付かされました。

鉄道をテーマにした作品を学べる、鉄道文化ギャラリー

2階「鉄道文化ギャラリー」では、鉄道をモチーフとした映画や音楽作品を学べます。

本来は撮影NGエリアとのことですが、今回は特別に撮影許可をいただきました。

五線譜とともに、鉄道にまつわる音楽のCDがズラリ!

奥にはさまざまな駅弁のサンプルが展示されていました。

迷ったらココ!鉄道博物館のおすすめエリア3選

広大な敷地に、見どころが満載の鉄道博物館。

「見どころがありすぎて、どこから見るか迷ってしまう……」という人のために、鉄道博物館・杉田さんに「ここだけは絶対に見てほしい!!」というおすすめポイントを教えていただきました。

 

・車両ステーション

・パノラマデッキ

・キッズプラザ

 

まずは、なんといっても「車両ステーション」。

鉄道博物館のメインエリアであり、特に2階から車両を見下ろすのがおすすめとのことです。

薄暗い館内に車両の明かりが灯され、臨場感を味わえます。

次におすすめなのが、「パノラマデッキ」。

約300度を見渡せる屋上展望スペースには、新幹線の時刻表が設置されています。

ここから新幹線や電車が走っていくのを眺めることができ、鉄道ファンにも人気のエリアなのだそう。

館内で車両の展示を楽しんだ後に本物の電車が走っていく様子を見られるのは、とても感動しますね!

お子さま連れにおすすめしたいのは「キッズプラザ」です。

「おままごとべんとうや」では、食品サンプルを使いながら駅弁づくりが楽しめますよ。

シミュレーター関連の施設は小学生・中学生以上が対象ですが、キッズプラザでは未就学児の小さなお子さまも安心して遊べます。

Information お店情報

鉄道博物館

さいたま市大宮区大成町3‐47

048‐651-0088

10:00〜17:00(最終入館16:30)

ニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」より徒歩1分

休館日:火・年末年始

Webサイト

まとめ

鉄道博物館は、家族でのお出かけにぴったり!

駅からスグでアクセスもよく、室内で遊べるので天候に関わらず楽しめるのも嬉しいポイントです。

見どころがたくさんあるので、開館から閉館まで1日中楽しむことができますよ。

次のお休みはぜひ、鉄道博物館を訪れてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人福島未貴Miki Fukushima

埼玉県在住のアラサー女子。ライター・写真家・音楽家のパラレルワーカーとして活動しています。おいしいものを食べたり、キレイな景色を探して出かけるのが大好きです!

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