

2026.05.21
2026.05.24
【戸田】パティシエ夫婦のクレープ屋「クレプリ アミ」誕生!ガレットとクレープを完食しました
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戸田市役所の近くに、ふらっと立ち寄りたくなるクレープ屋さん「クレプリ アミ」がオープンしました。
テイクアウトで楽しめるクレープはもちろん、店内ではそば粉を使ったガレットも味わえるお店です。

取材で印象に残ったのは、店主の「地元の子どもたちから、いつか『クレープ屋のお母さん』と呼ばれるようになりたい」という言葉。
甘いクレープを買いに行くだけではなく、街の中に少しずつなじんでいく。そんなあたたかさを感じるお店です。
今回は、店主の一押しメニューをいただきながら、戸田にできた新しいクレープ屋さんのことをいろいろ聞いてきました。
戸田にオープンした「クレプリ アミ」はパティシエ夫婦のお店

クレープ屋さんというと、持ち帰り専門のイメージもありますが、「クレプリ アミ」では店内でゆっくり食べられるメニューも用意されています。

店内は木のぬくもりを感じるシンプルな空間。カウンター席があり、ひとりでも入りやすい雰囲気です。
市役所周辺に用事がある日や、戸田の街を散歩している途中に立ち寄りやすい場所。近くに住んでいる人にとっても、少し遠くから訪れる人にとっても、居心地のいいお店になりそうです。
神楽坂の名店でガレットを焼いてきた店主

お店を営むご夫婦は、戸田に引っ越してきて8年目。子育てをしながら暮らすうちに、戸田の街がすっかり気に入ったそうです。
そんな戸田でオープンしたのが「クレプリ アミ」。二人の夢が詰まった場所です。
店名の「アミ」は、フランス語で友達を意味する「ami」から名付けました。友達の家に遊びに行くように、ふらっと立ち寄れる場所にしたい。店名には、そんな思いが込められています。
ご夫婦はともに元パティシエ。クレープやガレットに長く携わってきた経験があります。

以前働いていたのは、神楽坂に本店を構えるガレット店「ル・ブルターニュ」。1996年に日本初のクレープリーとして開店した、フランス・ブルターニュ地方の食文化を感じられるガレットのお店。ガレット好きにはよく知られています。

本格ガレット店で働いてきた経験を生かしながらも、「クレプリ アミ」が目指しているのは、かしこまったレストランではありません。
食事としてのガレットも、甘いクレープも、もっと気軽に楽しめるお店。
戸田にはカフェやスイーツのお店がまだ多くないと感じていたこともあり、今暮らしている街で、自分たちらしいお店を作りたい。店主はそう笑顔で語ってくれました。
看板メニューは そば粉のガレットと小麦粉のクレープ

ここで少し、生地の違いにも触れておきましょう。
「クレプリ アミ」では、そば粉を使ったガレット生地と、小麦粉を使ったクレープ生地を楽しめます。
ガレット生地は、そば粉を水でのばして焼くのが基本。香ばしさがあり、端はパリッと、中心はむちっとした食感になりやすい生地です。
一方、クレープ生地は小麦粉に牛乳や卵を合わせて作るのが一般的で、やわらかく、もちもちとした食感が特徴です。
食事として味わうガレット、デザートとして楽しむクレープ。という印象を持ちますが、「クレプリ アミ」では、スイーツ系のクレープもプラス100円でガレット生地に変更できます。甘いトッピングにそば粉の香ばしさを合わせられるのは、このお店ならではの楽しみ方です。
卵・ハム・チーズの定番ガレット「コンプレット」

「クレプリ アミ」で味わえるガレットは、そば粉100%の生地を使用。約240度に熱したクレープ焼き器で一気に焼き上げます。
この日は、店主一押しメニュー「Aセット コンプレット」を注文しました。卵・ハム・チーズの定番ガレットです。
こちらは店内だけのメニューです。その理由は後で分かりますよ。

まず、丸くのばされたガレット生地の上に卵をぽとり。

続いてハム、チーズをのせていくと、鉄板の上で少しずつ食事のガレットらしい姿になっていきます。

ここからが見ていて楽しいところ。
生地の端がじわじわと色づき、香ばしい焼き色がついてきたら、ヘラを使って四方を折りたたんでいきます。中央の卵を見せるように、生地を四角く整える手つきがお見事です。

パリッと焼けたそば粉の生地に、卵、ハム、チーズ。中央に卵を見せるように折りたたまれた姿は、まさにガレットらしい一皿です。
店内だけのメニューなのも、この見た目を前にすると納得できます。
さっそく食べてみましょう。
端の部分は軽くパリッと、中心に近いところはむちっとした食感。そば粉の香ばしさに、卵のまろやかさ、ハムの塩気、チーズのコクが重なります。
おいしい。
食後感は軽やかでいて、ランチとしての満足感もあります。
「クレープ屋さんで食事」という選択肢、これはありですね。
クレープは もちもち食感が特徴

小麦粉のクレープは、もちもちとした食感が特徴です。高温の鉄板で焼き上げることで、生地の水分をほどよく残し、やわらかく仕上げているそうです。

今回はガレットに続いて、店主おすすめのクレープ「バターとさとう」を注文しました。
フランス・ブルターニュ地方のクレープリーでも親しまれている、バターと砂糖の組み合わせ。材料はシンプルですが、だからこそ生地のおいしさがよくわかる逸品です。

焼き上がったクレープ生地を折りたたみ、黒いお皿へ。そこへ仕上げに砂糖をふわっと振りかけていきます。

写真を見てください。何とも言えない美味しそうなビジュアル。温かい生地の上で、バターが少しずつ溶けていく。砂糖は表面にきらきらと広がり、シンプルなのに妙に目が離せません。
食べてみると、まず広がるのはバターのコク。そこに砂糖のやさしい甘さが重なります。
これもおいしい!
ブルターニュ地方では有塩バターを使うのが特徴とのことで、甘さの中にほんのり塩気も感じられました。
甘すぎず、でもしっかり満足感がある。ひと口食べて、これは店主がおすすめするのも納得です。
大人のおやつとして食べたくなるクレープですが、実は、子どもにも大人気なんだそうです。
テイクアウトはまきまきタイプ

テイクアウトもあります。
こちらは、手で持って食べやすいまきまきタイプ。
一番人気は「チョコ バナナ ホイップ」です。まずは、焼いたクレープ生地にホイップをのせていきます。
生地の端は少し色づいていて、見るからに軽やか。ここから甘いクレープに仕上がっていくと思うと、作っている途中から楽しくなります。

ホイップの上には、チョコソースをすっとひと回し。
白いホイップにチョコの線が入ると、一気にスイーツらしい表情になります。まだ巻く前なのに、もうこの時点でおいしそうです。

続いて登場するのが、バナナです。
今回はプラス50円でバナナをキャラメリゼしてもらいました。
バーナーで表面を炙ると、じわじわと焼き色がついていきます。香ばしい甘さが加わることで、ただのバナナではなく、少し特別なおやつに変わっていく感じがあります。

これで「チョコ バナナ ホイップ」の完成です。
上から焼き色のついたバナナが顔を出していて、見た目も楽しいクレープ。食べてみると、もちもちの生地に、ホイップのやわらかな甘さ、チョコのコク、バナナの香ばしさが重なります。
甘さはしっかりありますが、キャラメリゼしたバナナのおかげで少し大人っぽさもあります。子どもにも喜ばれそうですし、大人のおやつとしても満足感のある一品でした。

テイクアウトしたクレープは、近くの公園でいただくのもおすすめです。
天気のいい日は、ベンチに座ってひと休み。緑を眺めながら甘~いクレープを食べると、いつもの散歩が少し特別な時間になります。
ガレットに合わせたい リンゴの発酵酒

店主が紹介してくれたのがリンゴの発酵酒です。
ブルターニュ地方では、そば粉のガレットとリンゴの発酵酒を合わせるのが定番なのだそうです。
お店には、アルコールタイプとノンアルコールタイプが用意されています。
ガレットを食べながら、リンゴの発酵酒を合わせる。戸田にいながら、少しだけブルターニュ地方の食文化に触れられる楽しみ方です。
戸田の日常にふらっと寄れるクレープリーを

「クレプリ アミ」のメニューは、季節によって少しずつ変わっていくそうです。その中でも、本日ご紹介した「バターとさとう」や「チョコ バナナ ホイップ」は定番になりそうとのことでした。
今日はガレットを店内で。次はクレープをテイクアウトで。また別の日には、季節のメニューを目当てに。
そんなふうに、何度か訪れたくなるお店です。

テイクアウトメニューは、お店の外にも掲げられています。
中でも「バターとさとう」は、子どもたちにも気軽に食べてもらえるよう、手に取りやすい価格にしているそうです。店主が目指している「クレープ屋のお母さん」という言葉にもつながる、あたたかい心遣いですね。
家でのおやつにはもちろん、ちょっとした差し入れにもよさそうです。

「クレプリ アミ」は、パティシエのご夫婦による心のこもったクレープ屋さんです。
そして何より、店主が目指しているのは、地元の子どもたちから「クレープ屋のお母さん」と呼ばれるようなお店。戸田の街に、そんな場所が誕生するのはうれしいですね。
甘いものを食べたい日にも、軽めのランチを探している日にも、「クレプリ アミ」を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

Information お店情報
この記事を書いた人いとうゆうすけ
人にフォーカスした取材記事を好みます。
AIに負けないコンテンツは現場にあり、ということで、現場のリアルな姿を文章と画像と動画で伝えていきます。
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