

2026.05.07
2026.05.10
【浦和】あの人気店が帰ってきた!モロッコ料理「ホップトリップ」がオープン
モロッコ料理
埼玉クラフトビール
浦和グルメ
モロッコ料理とクラフトビールを楽しめる「ホップトリップ」が、JR浦和駅から徒歩5分の場所にオープンしました。
かつて与野で人気を集め、神奈川県のたまプラーザへ移転したこの店が、再び埼玉に戻ってきたんです!

北アフリカに位置するモロッコは、ヨーロッパや中東、アフリカの文化が交わる国。スパイスを使いながらも、野菜や肉の旨みを活かした、やさしい味わいの料理が多いのが特徴です。
代表的な料理は「タジン」や「クスクス」。実際に食べてみると、どこか家庭的で親しみやすい味わいに驚きます。
今回は店長さんに、モロッコ料理の魅力や新メニュー、埼玉に戻ってきた理由などを聞いてきました。
ランチは気軽にディナーはしっかり楽しめる

まずご紹介したいのはモロッコ料理の魅力です。
私は正直、モロッコ料理と聞くと「夜にゆっくり食べる特別な料理」というイメージがありました。しかし、「ホップトリップ」は昼も夜も使いやすいお店です。ランチは気軽に、ディナーではじっくりとモロッコ料理の世界を楽しめます。
まずはランチの特徴からご紹介しましょう。
ランチは初めての人でも入りやすい!

ランチメニューは、大きく分けて3種類。どれもモロッコ料理を味わえるだけに、選ぶだけで迷いそうです(笑)。
迷ったらこれ!「ミートボールとプルーンのタジン」
モロッコ料理の王道といえばこれ。スパイスとプルーンの甘みで煮込んだミートボールに、とろっとした卵が合わさる一皿で、見た目のインパクトも抜群です。スパイス料理と聞くと辛さを想像しがちですが、こちらはむしろコクと甘みが際立つやさしい味わい。パンをつけて食べると、ソースまでしっかり楽しめます。
少しずついろいろ食べたい人にお勧め「モロッコ満喫プレート」
前菜や揚げ物などが一皿に盛り付けられていて、ブリワットやファラフェルなど、モロッコ料理の定番を一通り味わえる内容になっています。
個人的なランチの一押しメニューはこれ!

モロッコで親しまれている定番料理のひとつが「クスクス」です。細かい粒状のパスタに、肉や野菜の旨みが溶け込んだスープを合わせて食べます。
今回の取材では、店長一押しの「塩レモンチキンのクスクス」をいただきました。
お皿の上には、ふわっと盛られたクスクスに、骨付きのチキンや野菜がたっぷり。黄色みを帯びたスープが全体を包み、見た目からして期待値が膨らみます。

スプーンを入れると、クスクスはほろっと軽く、口に運ぶとふわりとほどけるような食感。そこに広がるのは、鶏肉と野菜のやさしい旨みです。最後に効いてくるのが、塩レモンの爽やかさ。酸味は強すぎず、全体の輪郭をすっと整えてくれます。
クセは強くないのに、いつものランチとは明らかに違う。モロッコ料理が初めての人にもすすめたくなる、入口としてちょうどいい一皿でした。

ランチは、前菜2種とドリンクが付いたセットが基本です。この日セットでいただいたナスとトマトのマリネ「ザルーク」は印象的で、とろっとしたナスにほどよい酸味が効いていて、これだけでも十分主役になれる美味しさでした。
ディナーは料理とお酒をじっくり楽しめる

ディナーではメニューの幅が一気に広がります。
前菜は、「ザルーク」や「フムス」、「ブリワット」、「ファラフェル」など、少しずつ頼んでクラフトビールと合わせたくなる料理が10種以上もあります。まずは「モロッコ満喫プレート」で、いろいろな味を少しずつ楽しむのもよさそうです。
さらに「ラムもも肉ロースト」や「ケフタ」など、しっかり食べたい人向けのメニューも充実しています。

メインはやはりタジン料理です。
タジンとは、円錐形のふたが特徴的な鍋で、肉や野菜をじっくり蒸し煮にするモロッコの代表的な料理。食材の水分を生かして火を入れるため、旨みがぎゅっと凝縮されるのが魅力です。
ランチでも登場した「ミートボールとプルーンのタジン」に加え、ディナーでは「塩レモンチキンのタジン」など、バリエーションも広がります。素材や味付けの違いで、それぞれの個性を楽しめるのもタジンの面白さです。

食後には「アーモンドミルクのブランマンジェ」や「ハリッサチーズケーキ」などのデザートも用意されています。タジンやクスクスを楽しんだあとに、やさしい甘さのデザートで締める流れもいいですね。
万能調味料「ハリッサ」も販売予定

モロッコ料理に欠かせないスパイスペースト「ハリッサ」は、お店の自家製です。
実は、スパイスから仕込んだハリッサは、料理に使われているだけでなく、店内で販売されています。パスタやカレー、餃子などに少し加えるだけで、一気にエスニックな味わいに変わる万能調味料。家でも「ホップトリップの味」を楽しめる、ちょっとしたお土産にもなりそうです。
浦和店でしか食べられない限定メニューにも注目

そして、浦和店を訪れるならぜひ注目したいのが、たまプラーザ店にはない、浦和店限定の3つのメニューです。
店内のコンセプトであるモロッコの都市「マラケシュ」の世界観を感じられる料理もあり、定番のモロッコ料理とはまた違った楽しみ方ができます。
まずは壺料理「牛肉と塩レモンのタンジーヤ」

「牛肉と塩レモンのタンジーヤ」は、モロッコのハマム(蒸し風呂)文化に着想を得た一品で、壺の中でじっくり火入れされた肉は絶品!蓋を開けた瞬間に立ち上る香りと湯気も楽しく、料理としての体験価値が高い一皿です。
続いて「モロッカンクルード」

見た目はカルパッチョですが、厚切りのお刺身のような食感が特徴で、ヨーグルトベースのソースとスパイス、ハーブが重なり合う、さっぱりしながらも印象に残る味わいです。
そして「マラケシュブッラータ」

イチジクを赤ワインで煮込み、ブッラータチーズと合わせた一品で、甘みとコクのバランスが絶妙。店内のカラーコンセプトでもある赤と緑を表現したような、見た目にも華やかな料理です。
これら3品だけでも「ホップトリップに来る理由になる」と感じるラインナップでした。
クラフトビールとハリッサのコラボレーション

料理と合わせて楽しみたいのがビールです。
「ホップトリップ」では、日本各地のクラフトビールが常時6種ほど用意されています。週ごとに銘柄も変わるので、訪れる度に新しい発見があるのも嬉しいポイントです。
そんなクラフトビールの中でも注目したいのが、秩父のブルワリー「秩父麦酒醸造所」と共同開発したオリジナルビール。モロッコのスパイスペースト「ハリッサ」が使われており、ほんのりとスパイスの香りが感じられます。

また、ワインやハイボール、カクテル、ノンアルコールドリンクまでそろっていて、食事だけでなく飲む楽しみもしっかりあるお店だと分かります。
夜なら、前菜とタジン料理を味わいながらクラフトビールも楽しむのが王道。そして週末なら、モロッコ料理と一緒に軽くランチビールを一杯、という過ごし方もいいですね。昼から少しだけ旅気分を味わわせてくれるはずです。
モロッコの都市「マラケシュ」を感じる空間

店内に一歩入ると、モロッコの都市「マラケシュ」をイメージした赤やオレンジを基調とした温かみのある空間が広がります。

余談ですが、たまプラーザ店が港町「エッサウィラ」をイメージした青の世界観だったのに対し、浦和店は内陸の都市らしい「マラケシュ」の土や夕焼けを思わせるような色合いにしたそうです。

壁の色だけでなく、天井から下がるランプや、カウンターにあしらわれたタイル、並べられた食器のひとつひとつまで、モロッコの空気を感じさせるつくり。

ランプやタイル、食器の多くはモロッコから取り寄せたもの。派手すぎないのに印象に残る、落ち着いた空間にマッチしています。

席はテーブル席に加えてカウンターも用意されており、平日ランチに一人でも入りやすいのが嬉しいところ。

入口近くのスペースは、自然光がやわらかく入る落ち着いたエリア。昼は明るく、夜は照明の温かさが際立ち、時間帯によって表情が変わるのもこのお店の魅力です。

テラス席もあり、ワンちゃん同伴OKです。
浦和にちょうどいい、ちょっと特別な日常

店長に話を聞くと、今回の浦和出店は偶然ではなく、もともと希望していた場所だったそうです。
与野の店舗が手狭になり、広い場所を探す中で、最初から浦和を候補にしていたものの、条件に合う物件が見つからず、一度神奈川へ。そこで営業を続けながら探し続け、今回ようやく浦和で理想的な場所に出会えたとのことです。
「戻ってきた」というより「やっと来られた」、そんなニュアンスがしっくりきます。

異国の空気を感じられるのに、肩肘張らずに使える。
そんな絶妙なバランスのお店です。
ランチで気軽に楽しむもよし、夜にゆっくり過ごすもよし。そして、以前訪れたことがある人にとっては、またあの味に出会える場所。それが「ホップトリップ」です。
浦和にまたひとつ通いたくなるお店が増えました。

Information お店情報
ホップトリップ 浦和店

埼玉県さいたま市浦和区仲町1-10-21 テイスティビル 1F
11:00~15:00(L.O. 14:30) 17:00~22:00
この記事を書いた人いとうゆうすけ
人にフォーカスした取材記事を好みます。
AIに負けないコンテンツは現場にあり、ということで、現場のリアルな姿を文章と画像と動画で伝えていきます。
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