2026.08.132026.08.15

【夏休み】県立歴史と民俗の博物館の「土をこねこね1万年」、お喋りしながら家族で見てきました!

8月30日まで埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の企画展「土をこねこね1万年〜土製品の考古学〜」。夏休みだし、家族でお出かけするいい機会だけれど、せっかくだから何か子どもの学びにつながれば…という考えのもと、お喋りしながら子どもと楽しく見学できる企画展を、家族3人で見てきました!

企画展「土をこねこね1万年~土製品の考古学~」

日時:2026年7月11日(土)~8月30日(日)
   9:00~17:00(観覧受付16:30まで)
場所:埼玉県立歴史と民俗の博物館(さいたま市大宮区高鼻町4-219)
アクセス:東武アーバンパークライン(野田線)「大宮公園駅」より徒歩約5分、大宮公園内

観覧料:一般400円、高校生・学生200円(中学生以下無料)
※常設展観覧料を含む

埼玉県立歴史と民俗の博物館に行こう!!

今回は小学校1年生の息子とともに、家族3名で埼玉県立歴史と民俗の博物館に初めて行ってきました。

東武アーバンパークラインの「大宮公園駅」から、駅前の案内に従ってのんびり歩くこと5分。埼玉県立歴史と民俗の博物館が見えてきます。

駐車場の入り口には「土をこねこね1万年~土製品の考古学~」の巨大な看板!期待が高まります。

緑に囲まれた博物館は、建築家・前川國男の設計。日本芸術院賞をはじめ数々の賞を受賞し、公共建築百選にも選ばれた建物です。

入り口を入ると右側に見えるのが、弥生時代の竪穴住居(復元)。実はこの辺りは縄文時代と弥生時代の県指定史跡で、発掘調査をもとに復元されています。奥には弥生時代後期の有力者の墓と推察されている「方形周溝墓」が残ります。

息子は見慣れない建物に興味津々でした。

こちらが入り口。床や建物に使われている赤と黒の2色のタイルがおしゃれです。今回は建築の記事ではないので詳細は端折りますが、建物の随所に趣向が凝らされていて、建物好きにはたまりません。

いざ企画展「土をこねこね1万年~土製品の考古学~」へ!

さて、まずは企画展「土をこねこね1万年~土製品の考古学~」から見学します。展示室に入る前に、さまざまな注意書きが書かれたスペースがあります。

いつもより明るく、楽しく!と書かれています。学芸員の方によれば、通常よりも照明を明るめにして見やすくしているとともに、展示の高さも子どもが見学しやすいよう、少し低めにしているのだとか。素敵な配慮です。

内部のレイアウトはこんな感じです。割とコンパクトな展示なので、30分程度で見て回れます。あまり多いと子どもが飽きるのでちょうどいいですね。

ポップな色合いの入り口。右にいるのは企画展のキャラクター、イノシシの妖精の兄弟「どろん&ころん」です。

広々とした展示室は、左に行くと縄文時代を中心とした土偶、右にそのまま進むと古墳時代の埴輪を見学できます。

しっかりとした解説文に加え、「どろん&ころん」がいろいろと語りかけてきます。小学校1年生の息子は展示の解説文を読むのはちょっと辛かったようですが、展示品の形が面白かったようで、じっくり見入っていました。

形の面白い「中空ミミズク土偶」たち。埼玉県内の遺跡から出土しました。

同じ中空ミミズク土偶でもいろいろな形があるのが分かります。

息子は土偶や埴輪にそこまで興味がないため、事前に「お気に入りのものを見つけよう」と伝えておきました。すると、気に入ったものを撮影し始める息子。

一番のお気に入りはこちらの馬形埴輪でした。「ママは~?」「ミミズク土偶かな~」と話しながらいろいろと見て回れるのは、この企画展ならではです。

とってもいい笑顔の埴輪も展示されていました。

このほかにもイノシシや鳥をはじめ、さまざまなものをかたどった土製品が展示されていました。

ミニチュア土器などもあり、「なんでこんなの作ったの~?」と不思議そうな息子。最後の方は飽きたため流し見しましたが、いろいろな話をしながら楽しく企画展を見学できました。

終了後は自由に楽しめる塗り絵コーナーで塗り絵を楽しみました。こちら、持ち帰りもOKで、専用のポストに入れるか、電子メールで写真を送ると館内に展示してくれます。

出入り口の近くにあるコーナーでこの紙をゲットして、受付に持っていくと…?

「埼玉縄文カード」の第2弾(土製品編)と交換できます!数枚入っているのでぜひゲットして中身を確認してみてくださいね。

子どもが大好きな遊び場も!

やんちゃ盛りの子どもにおとなしく展示品を見させるのは無理です(断言)。「飽きた」「遊びたい!」となったときどうしよう…そんな時おすすめなのが、博物館の右奥にある「ゆめ・体験ひろば」です。

「自由自在座」にはおはじきやお手玉などの昔ながらの遊びを楽しむ畳のスペースや、時代衣装の試着体験などがあり、見て触れて楽しめるコーナーです。

畳のコーナーは子どもたちに一番人気なのだとか。

昭和の生活が再現されたコーナーでは、スタッフさんにお願いすれば実際に触れることも可能です。

息子に大ヒットしたのがこの「からくり桐タンス」です。6つのからくりがあるのですが、家族で大興奮しました。非常に興味深いので、ぜひ実際に触れて仕掛けを探してください。

また、9月13日まで常設展で実施中の「重要有形民俗文化財『北武蔵の農具』―運ぶ道具―」では、このコーナーにあるような運ぶ道具が展示されています。合わせてチェックするのもおすすめですよ。

「ものづくり工房」ではまが玉や江戸組紐、藍染ハンカチが作れます(曜日指定のものあり)。こちらは体験の1週間前から事前予約でき、空きがある場合は当日でも体験できます。また、当日受付で絵巻物や絵馬なども作れますよ!

昭和レトロな屋外展示も

屋外コーナーの「昭和の原っぱ」では、木製電柱に駄菓子屋、井戸、スバル360などが置かれ、昭和30~40年代のノスタルジックな雰囲気を再現しています。

「あれは『ドラえもん』でおなじみの土管!!」と親が大興奮しました(笑)こちら、潜って遊べます。

駄菓子屋(※模型)の前にはベーゴマが楽しめるスペースも。このほか、けん玉でも遊べるので、昔ながらの遊びを家族で楽しむのにおすすめです。

お腹がすいたら「ミュージアムショップ・カフェパティオ」へ

館内には無料の休憩コーナーがあり、飲食物を持ち込めます。お腹がすいたらひとやすみしましょう。

また、「ミュージアムショップ・カフェパティオ」ではカレーライスやナポリタン、期間限定の冷やしうどんにかき氷などを楽しめます。

企画展のオリジナルグッズをはじめ、さまざまなグッズや書籍が販売されています。

奥には「赤ちゃんの駅」があり、おむつ替えや授乳ができるスペースが用意されています。

奥には小さな子どもが遊べるちょっとしたスペースも。絨毯が敷いてあるので、ハイハイの子でも安心です。

常設展もおすすめ!

博物館といえば常設展!埼玉県立歴史と民俗の博物館では、「埼玉における人々のくらしと文化」をテーマに、旧石器時代から現代までを10室の展示室で紹介しています。

子連れで全室を制覇するのはなかなか厳しいかもしれませんが、時間があればぜひ訪れてほしいところです。

特に、2室目の古墳時代のコーナーには、埼玉県秩父郡皆野町にある県指定史跡「金崎古墳群大境3号墳」の石室レプリカをはじめ、土器や埴輪なども見学できます。企画展と合わせて見学するのがおすすめです。

他にも、江戸時代の狩野探信による屏風、江戸末期の川越城の模型、昭和の家電などさまざまなものが展示されています。

吹き抜けのスペースには鎌倉時代の板碑(板石塔婆)が並んでいます。板碑は関東地方に集中しており、埼玉県内には2万7000基が確認されているのだとか。

特に、写真の右奥にある日本一大きな板碑「野上下郷石塔婆」(複製・地上高5.37m)は圧巻の高さです。

埼玉県を中心とした歴史を知り、当時の生活を体験できる「埼玉県立歴史と民俗の博物館」。気軽に見られる企画展に、親子で遊べる体験コーナーも充実しています。

8月15日13時半からは、学芸員による子ども向けの展示解説も行われます。この夏、家族で「博物館デビュー」してみてはいかがでしょうか?

Information お店情報

埼玉県立歴史と民俗の博物館

さいたま市大宮区高鼻町4-219

 9:00~17:00(観覧受付16:30まで)
※7月~8月は閉館時間を30分延長
※月曜休館
※8月17日は臨時開館

【企画展観覧料】

一般400円、高校生・学生200円(中学生以下無料)

※常設展観覧料を含む

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この記事を書いた人kurimoto

埼玉県在住のライター。ぎりぎり平成生まれの息子を子育てしつつ旅行やレジャー、ITなどをテーマに記事を執筆中。親子で楽しめるスポットを体当たり取材でご紹介します!

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