
2025.08.25
2025.08.28
川口市役所職員さんイチオシ!施設の超こだわりポイント
新庁舎
市役所
川口市
先日、川口市役所の施設を紹介する記事を公開しました。
しかし、施設を案内されている最中にふと思ったのです。
職員さんがこだわったポイントが絶対にあるに違いないと…。
そこで、新庁舎を建設するにあたり川口市理財部新庁舎建設課の担当者さんが特に力を入れたところは何かを紹介していこうと思います。
見学をして気になったエリアが1つ。

託児所前に設置されたベビーカー置き場。
子育てをしやすい親御さんでもこれならベビーカーを置き、予約不要の託児所にお子さんを預け…手続きを行うこともできそうです。

S「唯一、床暖房が設置されたエリアです。お子さんの手が届かない高さにコンセントを設置しました」

N「その他にも…幼児向けのトイレだけでなく、万が一の時にも安心なスロップシンクもありますよ」


託児室入り口には、扉でお子さんが手を挟まないような配慮も。
もちろん、授乳室やおむつ交換室もありますよ。

もう1つ施設で気になるポイントが…


フロアごとに川口市にゆかりのある芸術家による作品が多数展示されています。

S「ピクチャーレールを随所に配置しています」
芸術に力を入れる……確かにこれもおすすめポイントと言えるかもしれません。

ちなみに書画の中には、このようなものも。
分かりますか?!
川口市民歌が展示されているのです。
絵画をただ展示するのではなく、見た人がクスっとなるような仕掛けをしたのかもしれません。
ヤ「各フロアから、市役所に訪れた人が利用出来るような仕掛けが多数あることはよく分かってきました」


トイレの案内も分かり………!?
LとR?
S「気づいていただけました!?実はみんなのトイレは、左向きのトイレと右向きのトイレがあります」


例えば右腕が自由に使える方は、Rと書いてあるトイレに。
左腕が自由に使えるという方は、Lと書いてあるトイレに。
こうすることで、片腕が不自由な方でも安心して利用出来るのです。
第二本庁舎は第一本庁舎で反映できなかった点や、市民の声を参考に施設の細部を検討したとのことで…。
細かな配慮が行き届いているようなのです。
この配慮は

このような場所にも配慮が行き届いていました。
現在このような対応をしている自治体が少しずつではありますが、増えているようです。
他の自治体も真似していただきたい試みですね。
最後は職員さんのこだわりポイントではなく、博物館展示物好きの私からおすすめの展示スポットが。

1階にあるこちらの展示物。
旧本庁舎の地中に埋まっていた杭です。
昔は木で建物を建てていたことがわかる貴重な資料です。これを見にくるだけでも訪れる価値はありますよ。
N「この切断面、加工をしているものではなく…現場から掘り起こされたものを使用しています」
S「手を加えたのは、展示に適した長さに杭部分をカットし、腐食防止の塗装を施したところですが、その他は手を加えていません」
N「他のものに転用することも考えたのですが…このまま展示することにしました」
S「展示方法を検討するにあたって、新庁舎建設課の意匠担当がこだわりを持って展示方法を検討しました」
施設の至る所に職員さんの思いが込められている…。そんな新庁舎と感じました。
川口市民の方は、一度新庁舎を見に足を運んでみてください。
この記事を書いた人ヤマグチYamaguchi
真面目にふざけるがモットーで創作活動をしています。
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