2025.09.252025.09.30

【ミニバス】リプロカップ一次、二次リーグ予選を終えて分かってきたこと(選手編)

リプロカップ2025 ミニバス

リプロカップが絶賛開催中です。

10月13日にサイデン化学アリーナさいたまで行われる順位決定戦までに、リプロマヴィとして何かできることはないか……と色々考えてみました。

そういえば、これまで編集部さんに任せきりで、ライターとして予選から順位決定戦まで観戦したことがありませんでした。

ということで――

1次予選、2次リーグを見学しに行くことにしました。

全チームをレポートできれば理想ですが、、。

物理的に難しい部分もあるため、できる範囲で回ってみました。

リプロカップには「県大会予選の部」と「交流大会の部」があります。

埼玉県バスケットボール協会が主催する由緒正しい大会です。

県大会に出場するか、交流戦に出場するかは各チームが選択できます。

リプロカップをよく知る人なら、県大会に出場するチームは実力があり、レベルも高いと思うかもしれません。

ですが、県大会・交流戦いずれの試合を見ても、レベルは拮抗しているように感じました。

もちろん細かく見れば違いはあるでしょう。

それでも、大会に出場し、優勝を目指して最後の一秒まで諦めない姿勢は、どのチームからも伝わってきました。

色々な会場を回って気づいたことがあります。

リプロカップで勢いに乗っているチームには、共通点があったのです。

それは「劣勢を打開する個人技」でしょうか?

確かに、個人技は時に重要な要素になります。しかし、才能ある選手が1人いたとしても、それだけでは勝てないのがミニバスです。

では「連携」でしょうか。

自分の役割を理解し、どう動けば良いかを把握しているチーム。連携が取れていると感じる場面もありました。日頃の練習を見ていないので完成度は分かりませんが、そうしたチームは確かに存在しました。

Bリーグで活躍するトッププレイヤーの中には「チームプレイの大切さ」を語る選手もいます。

確かに連携は重要ですが、それだけでチームが勝つとも限りません。

では……

「フィジカル」でしょうか。

小学生離れした体格の選手が1人でもいれば、試合を支配できることもあります。

基礎体力をつけ、あらゆる局面に対応できる力は確かに重要です。

インターハイ出場経験者に話を聞くと「ミニバスでの積み重ねが大切」と答える人も多く、基礎練習やフィジカル強化は間違いなく必要でしょう。

確かに、これまで紹介した要素はどれも重要なのですが、それ以上に試合で大切なものがあるとわかりました。

重要なのは――「試合中に声を出してプレーをすること」です。

強いチームを見ていると、選手同士が積極的に声を出し合っていました。

コーチの指示を待つのではなく、選手自身が声をかけ合いながらプレーしているチームが勢いに乗っているように見えました。

プレー中に声を出すのは難しいと感じるかもしれません。

ですが、ウィンターカップを思い出すと、選手が声を出してパスを回している場面が印象に残っています。

つまり、声を出すことは一見単純ですが、実はとても大切な要素だと感じました。

「え!?そんなこと?」と思うかもしれません。

ですが、強いチームほど声を出してプレーしています。ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人ヤマグチYamaguchi

真面目にふざけるがモットーで創作活動をしています。
真面目な取材メインですが、時には「おい!」とツッコミを入れたくなるような
おふざけコンテンツも発信します。

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