
2025.09.05
2025.09.07
【40周年記念】ご当地ビックリマンチョコの大解剖!埼玉シールが出るまで開封チャレンジ!
1980年代後半、駄菓子屋の前に長蛇の列を作り、社会現象となった「ビックリマンチョコ」。あの伝説の悪魔VS天使シリーズが40周年を迎え、記念商品が発売されました。
その名も「ご当地ビックリマンチョコ」。史上初となる47都道府県別シールが登場し、地元や旅先で楽しめる新しいビックリマン体験が始まります。
今回は、埼玉シールが出るまで買い続ける企画に挑戦!その結果をレポートします。
ご当地ビックリマンチョコとは?

40周年を迎える悪魔VS天使シリーズのファイナル企画として誕生したのが「ご当地ビックリマンチョコ」です。今回の最大の特徴は、ビックリマン史上初となる「47都道府県」をテーマにしたこと。しかも完全新作キャラではなく、これまでの人気キャラクターたちがご当地アレンジされて再登場しているのです。
つまりファンにとっては懐かしいキャラとの再会であり、初めて触れる人には地域とリンクした新鮮な驚き。二重に楽しめる仕掛けになっています。
ラインアップは「東日本編(25種)」と「西日本編(25種)」の全50種。北海道から沖縄まで、それぞれの地域の文化や名産をユーモラスに落とし込んだキャラクターがキラキラのシールになっています。例えば、青森はにんにくをモチーフにした「にんにく満助」、愛知は「シャチホコ×ヘラクライスト」、高知は「聖フェニックス」など、思わず「なるほど!」とうなるような仕掛けが満載です。

発売は2025年9月2日から。東日本編は関東を含む東日本エリア、西日本編は近畿以西で先行発売され、順次全国のスーパーやコンビニでも購入できます。価格は140円前後。もちろん中身は、あのサクサク食感のウエハースチョコです。
埼玉シールが出るまで開封チャレンジ!10連開封実況

発売初日、気合いの10個まとめ買い!
1個140円。駄菓子屋で買っていた頃の50円とは比べものにならない値段ですが、それでも手が伸びてしまうのがビックリマンの魔力。財布のひもよりも心の方が先に緩んでしまうのです。
袋を開ける瞬間のワクワク感は、80年代から変わらないどころか、大人になった今だからこそ熱が入る。今回は、埼玉シールが出るまで止めない挑戦をします。
ただし、ちゃんと食べられる個数にしておきましょうね。
1枚目:新潟「聖母マンマ」

トップバッターは米どころ新潟から。お米の神様「聖母マンマ」が登場!まさにコシヒカリパワーを感じさせる一枚で、スタートから地域性が光ります。
2枚目:埼玉「シャーマンカーン」

――きたーーーーーっ!! まさかの2枚目で、埼玉シールをゲット!
黄金に輝くのは、かつて天使陣営のヘッドとして君臨した伝説キャラ「シャーマンカーン」。そう、あの全情の神が“ご当地バージョン”として埼玉を背負って再登場です。

まだ8個も残っているのに、この引きの強さ!

なぜ埼玉にシャーマンカーンなのか…制作側の公式な理由は明かされていません。それなら、考察してみましょう。
・緑の聖理力パワー
シャーマンカーンの特徴である「緑の力」は、深谷ねぎを筆頭に全国屈指の野菜王国・埼玉を象徴しているのかもしれません。
・地味だけど頼れる存在
ビックリマンの世界でも、フェニックスやヘラクライストのような派手なキャラに比べて、シャーマンカーンは渋いヘッド。これは「東京や神奈川の陰に隠れがちだけど、生活を支える埼玉」のイメージと重なります。
・調和と交通の要衝
「全情の神」として感情を調和させる役割は、人やモノの流れをつなぐ交通のハブ=埼玉の立ち位置に近い気もします。
シールを手にした瞬間、ただの「当たり」を超えて「埼玉ってこういう県なんだよな」と再発見させてくれる。まさにご当地編の醍醐味が凝縮された一枚でした。
3枚目:秋田「なまはげデビル」

秋田からは「なまはげデビル」。実はこれ、悪魔陣営の人気キャラ・スーパーデビルが「なまはげ」に扮したご当地アレンジなんです。
鬼の迫力とデビルの存在感が合体すると、恐ろしさよりも妙なカッコよさが前面に。秋田の伝統行事が、ビックリマンの世界観に見事に溶け込んでいます。
4枚目:富山「ダム神」

黒部ダムで有名な富山らしいキャラ。威厳あるおじさま風で、ダムの水力を司る神の存在感が強烈です。
5枚目:長野「オーロラ王神」

山岳王国の長野は「オーロラ王神」。氷雪をまとった姿でアルプスの冷気を感じさせます。名前からして荘厳。
6枚目:茨城「黄門天人」

「助さん格さん、シールじゃ!」と言わんばかりの水戸黄門モチーフ。渋い。渋すぎる。子どもより大人が喜ぶ一枚で、親世代の心に刺さりそうです。
7枚目:千葉「天子男ジャック」

千葉から登場するのは「天子男ジャック」。名前は「ジャックと豆の木」に由来しています。ご当地版では千葉名産の落花生をイメージしたデザインも盛り込まれていて、親しみやすさ抜群です。
8枚目:石川「レスQ天女」

「レスQ天女」はレスキュー(救助)と天女を掛け合わせたネーミング。アルファベットの「Q」を混ぜるあたりが、いかにもビックリマンらしい遊び心です。加賀百万石や金箔、兼六園など、きらびやかで豪華なイメージを持つ石川らしく、華やかさをまとったデザインになっています。
9枚目:群馬「明星クィーン」

赤城山に昇る明星をイメージ?温泉や山岳といった群馬の自然美を背に、堂々とした女王スタイル。ネーミングは昭和歌謡のスター感もあって妙に懐かしい雰囲気です。
10枚目:石川「レスQ天女(2枚目)」

まさかのダブり!石川が2連。これぞ「ビックリマンあるある」です(笑)。集める楽しさの裏には、ダブり地獄という名の試練も待っているのです…。
コレクション×親子の楽しみ方

ご当地ビックリマンは全50種(東日本編25種+西日本編25種)。シークレットも潜んでいるので、コンプリートを目指すのは至難の業です。だからこそ、アルバムやスリーブに並べていく瞬間の高揚感は格別。昭和の駄菓子屋で繰り広げられた交換文化が、令和にはSNSで「#ご当地ビックリマン」として再燃しそうです。
そして今回の魅力は、大人のコレクター心をくすぐるだけでなく、親子で一緒に楽しめるところにもあります。出てきたキャラクターの都道府県を地図で探したり、「これは東日本編?西日本編?」とクイズ形式で盛り上がったり。
大人にとっては懐かしさを、子どもにとっては初めてのワクワクを共有できるのも、この「ご当地編」の真骨頂です。
