進化系レストラン「ペルティカ」の楽しみ方ガイド

都会の喧騒を忘れさせ、優雅な時間を美味しい食事と共に楽しませてくれるレストラン「ペルティカ」。一歩足を踏み入れれば、そこには日常を少し特別に変えてくれる魔法のような空間が広がります。

新しい時代に合わせた、ありそうでなかったイタリアン業態として、あの「すかいらーくグループ」が2024年から展開をはじめたお店です。東京を中心に少しずつ店舗を増やしており、2025年に埼玉県へ初出店しました。

今回、オープンしたばかりの「ペルティカ さいたま新都心店」へ伺い、メディア内覧会に参加させて頂きました。

極上の料理からドリンク、そして自分へのご褒美スイーツまで、その魅力を余すことなくご紹介します！

通り沿いに、目を引く洗練された外観が現れます。夜にはスタイリッシュなネオンが輝き、まさに「イタリアンリゾート」の名にふさわしい特別感を演出しています。

一歩足を踏み入れれば、そこには日常を忘れさせてくれる開放的な空間が広がっていました。レンガ調の壁にあしらわれた「PERTICA」のロゴが、温かみのあるバックライトに照らされ、ゲストを優しく迎え入れてくれます。

店内は、温かみのある木目調の天井やテーブルと、随所に配置されたグリーンが調和したモダンなデザインです。グリーンやゴールドの色彩が奥ゆきを感じさせる立体的なアートが印象的で、天井の格子状のデザインと相まって、静謐な森の中にいるような深いリラックス感を与えてくれます。

背もたれが高く設計されたソファ席は、隣の視線を気にせず食事に集中できる居心地の良さがあります。

カーテンで仕切れるボックス席は、まるで隠れ家のようなプライベート感。デートや親密な友人との語らいに最適です。

天井には鏡面が多用され、店内の活気が反射して空間をより広く、ドラマチックに見せています。

ランチのママ会から特別な日のディナーまで。どんなシーンで訪れても、その時々に相応しい「心地よさ」を提供してくれることでしょう。

ペルティカのメニュー構成は非常にシンプルかつ合理的です。ランチ・ディナー共に、基本的には「3種類のセットコース（A・B・C）」から選ぶスタイルです。

ここでは、選べるメイン料理を中心に、圧巻のドリンクバー、お替りできるフォカッチャなど、コースの特徴をご紹介します。

※単品メニューもあります

「選べるメイン」は、ざっと数えただけでも50種以上もあります。

ランチタイムは「パスタ」「リゾット」「ピザ」から、ディナータイムは「肉料理」「魚料理」を加えたラインナップの中から一品を選べます。

今回は、私が「これはぜひ紹介したい！」と唸った珠玉の料理3つをご紹介しましょう。

ランチタイムにぜひ選んでいただきたいのが、体験型で心躍る「ジェノベーゼパスタ」です。テーブルに運ばれてくるのは、すり鉢に入った新鮮で大きなバジルの葉。これを自らの手で擦るのです。

擦り終えると、バジルの瑞々しく華やかな香りが一気に立ち上がり、食欲を優しく、かつ強烈に刺激します。この「出来立ての香り」を一度キッチンへ戻すと、シェフがそのフレッシュな状態のままパスタへと仕上げてくれるのです。

そして、運ばれてきた一皿は、まさに「香りのご褒美」。バジルの鮮烈な風味に、チーズの濃厚なコクが溶け込み、モチモチとした食感のパスタにソースが計算し尽くされたバランスで絡みつきます。

イタリアンの王道「マルゲリータ」は、生地の旨味がダイレクトに際立ちます。500度の高温窯で一気に焼き上げられ、外側は小気味よいほどカリッと香ばしく、中は驚くほどモチモチとした食感です。フレッシュなトマトソースの酸味と、とろけるモッツァレラチーズのコクは、まさに計算し尽くされた黄金比といえるでしょう。

そして、ペルティカ流のユニークな楽しみ方が、「ハサミで切り分ける」スタイル。一般的なピザカッターでは、具材が引きずられたり、チーズが寄ってしまったりすることもありますが、ハサミなら狙ったところをスパッと綺麗にカットできます。断面を美しく保ったまま、一番美味しい状態をスマートにシェアできるのが嬉しいポイントです。

ディナーにだけ登場する、食べたら驚くこと間違いない料理が「ローストビーフ」です。運ばれてきた瞬間の、美しいピンク色の断面に目を奪われました。

ペルティカの「ローストビーフ」は、低温でじっくりと時間をかけて火を入れられているため、驚くほどしっとりと柔らかいのです。お肉本来の甘みが強く、特製のグレイビーソースがその旨味をさらに引き立てます。「本当に美味しいお肉を食べている」という実感を噛み締められる、リピート確定の逸品です。

全てのセットに含まれる「インペリアルドリンクバー」は、一般的なファミレスのそれとは一線を画します。48種以上をほこる、圧巻のドリンクメニューの一端をご紹介しましょう。

フルーツジュースのコーナーには、「アールグレーオレンジティー」や「ジャスミンライチティー」、「ルイボスティー」など、幅広いラインナップが10種類あります。

ずらりと並んだガラス瓶の中には、フルーツやハーブがたっぷりとブレンドされたフレッシュな茶葉が入っています。

例えば「フルーツカクテルルイボスティー」は、南アフリカ産のルイボスにドライフルーツが贅沢にミックスされ、スプーンですくうたびに華やかな香りが広がります。

茶葉を入れた専用茶器にお湯を注ぎ、しばらく待ちます。そして、蓋をあけた瞬間に立ち上る湯気と共に広がる香りが、食事の合間のリフレッシュや、食後のデザートタイムを最高のご褒美に変えてくれます。

自分の手で完成させる体験型の「フレーバーソーダ」も一押しです。一般的なドリンクバーとは異なり、数種類用意されたモナン社の特製シロップ（原液）をグラスに注ぎ、そこへフレッシュな炭酸水を合わせるという、本格スタイルが採用されています。

定番の「コーラ」や、ピリッとした刺激が心地よい「ジンジャーエール」はもちろん、「アセロラ＆ヒアルロン酸」といった美容を意識したフレーバーまで揃っています。

シロップのボトルには「3 push」と目安が書かれていますが、その日の気分や料理に合わせて濃度を微調整できるのも、このシステムならではの醍醐味です。シュワシュワと弾ける炭酸の中でシロップが溶け合い、自分だけの一杯が出来上がる瞬間は、大人でも思わずワクワクしてしまいます。

こうして、多彩なドリンクは、食事中だけでなく、食後のティータイムまでゆっくりと楽しませてくれる、心憎いサービスです。

メイン料理に勝るとも劣らない存在感を放つのが、セットに含まれるフォカッチャ、サラダ、そしてスープです。これらは決して「おまけ」ではなく、一つひとつにリゾートレストランらしいこだわりが凝縮されています。

ちなみに、お替り自由です！

高温窯で焼き上げられたフォカッチャもいいですよ！驚くのはその食感です。外側は小気味よいほどカリッとしているのに、中はふっくら、もっちもちです。パスタにも肉料理にも、何にでも合うでしょう。

フォカッチャは、そのまま食べても絶品ですが、B・Cセットに付いてくる「2種のディップソース」をたっぷりつけると、また違った表情を見せてくれます。

ベジタブルファースト！瑞々しさ溢れるサラダは、お店独自の鮮度管理によって、野菜本来の甘みとシャキッとした力強い食感がしっかりと守られています。2種類のオリジナルドレッシングが用意されています。

こころ温まるスープは、イタリアン料理に欠かせませんね。この日は、美味しい「ミネストローネ」でした。

フォカッチャ、サラダ、スープといった名脇役たち。いずれもお替り自由なので、食べ過ぎに注意しましょうね(笑)。

「今日は思い切り贅沢したい！」という日に選んでほしいのがCセット。運ばれてきた瞬間に歓声が上がるのが、この「デリBOX」です。宝石箱のような箱を開けると、中には彩り豊かな冷菜や前菜がぎっしり。

この日は、新鮮な野菜を使用したラペに大きな海老が添えられた料理や、ナスやパプリカなどの夏野菜を煮込んだ料理、タコが添えられた紫キャベツのマリネなど、少しずつ多種類を楽しめるのが魅力。これだけでワインが進んでしまいそうな、満足度の高い一皿です。

追加で注文できるスイーツ「ドルチェ＆ジェラート」は、お好みに合わせて1品から最大3品まで盛り合わせることができます。その日の気分や、お腹の空き具合に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。

私が味わった3品をご紹介しましょう。何を選ぶか迷ったら、とりあえずこれを選べば大丈夫です！

数種類あるジェラートは、1品につき2つのフレーバーを選ぶことができます。他のスイーツとは異なり、一度に2つの味を楽しめるので、なんだか少し得した気分になります。

特におすすめなのが、「ピスタチオ」と「いちご」の組み合わせです。香ばしさが際立つピスタチオと、甘酸っぱいいちごは相性抜群 。素材の味が非常に濃く、食事の最後のお口直しにもぴったりな、贅沢感のある味わいです。

チョコ好きの方にぜひ召し上がっていただきたいのが、この「ダブルチョコブラウニー」です。一口食べると、まるで生チョコのような重厚感となめらかさが口いっぱいに広がります。濃厚な味わいなので、ドリンクバーで淹れたてのコーヒーや紅茶と一緒に、ゆったりと楽しむのがおすすめです。

その時々で変わる、季節限定のスイーツは外せません。この日は、スタッフの方が目の前でバーナーを使って仕上げてくれる「ブリュレレアチーズケーキ」が登場しました。青い炎で表面がキャラメリゼされていく様子は、まさにライブ感満載です。

そして、「カリカリ」のキャラメルと、濃厚で「クリーミー」なレアチーズの食感のコントラストは、一度食べたら忘れられない美味しさでした。

すい星のごとく現れたイタリアンレストラン「ペルティカ」は、単なる食事の場を超え、私たちの日常に潤いを与えてくれる場所でした。

お洒落な空間、スタッフの方々の丁寧な接客、そして何より妥協のない料理の数々。家族の記念日をお祝いしたり、休日に親戚や知人と一緒に特別な時間を過ごしたり、同僚と日頃の頑張りを労ったり。どんな時でも温かく迎えてくれるリラックス空間が、ここにはあります。

ぜひ、あなたの大切な人を誘って、ペルティカを体験してみてください。